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[セリエA カルチョメルカート]A alla Z di calcio mercato = 2012年夏のカルチョメルカート最終診断①

現地時間2012年8月31日19時。
イタリアのカルチョメルカート(移籍市場)は加入に関して閉幕した。
移籍期間とは、リーグへの選手登録の期限であるため、その他リーグの移籍期間が終了しない限り放出は認められる。
つまり、未だ移籍期間の終了していないフランス(4日)、トルコ(5日)、ロシア(6日)への放出は認められるわけだが、一応現時点での各チームの陣容は確定したと言える。
そこで今回の記事では、セリエA各チームのカルチョメルカートを大胆にも採点していこうというわけである。

では早速、アルファベット順にAから見ていこう。


<アタランタ>
アタランタ(SKY)

アタランタ(コリエレ・デッロ・スポルト)

昨シーズン、勝ち点-6からの出発も前半戦のうちにその影響を消し去り、余裕を持って残留を果たしたアタランタ。
そんな成功を果たしたスカッドの維持に奮闘、そして成功した印象がある。
主力の放出はほとんど免れたと言ってよい。
将来を期待されているマノロ・ガッビアディーニをボローニャに放出したとは言え、戦える陣容は揃っている。
そもそもこの陣容を確保すること自体に努力があった。
中盤で攻撃のタクトを振るうルカ・チガリーニのレンタルを共同保有権買い取りオプション付きで延長し、ゴールゲッターとして完全に頭角を現したエルマン・デニスが残留したのはアタランタが買い取りオプションを行使したからである。
さらに、ノヴァーラからは成長を遂げつつあるイヴァン・ラドヴァノヴィッチがレンタルバックで帰還、ジェノアでも奮闘したダヴィデ・ビオンディーニをレンタルで獲得。
これで中盤から以前の陣容はほぼ問題のない形に揃ったと見て良い。
逆に不安があるとすればバックライン、特に右サイドバックだろう。
八百長問題で処分を受けたアンドレア・マジエッロの穴をどのように埋めるかが課題。
この課題を如何に解決するかはコラントゥオーノ監督の腕の見せ所。
基本的に守備の安定を最優先するイメージがあるだけに解決策を何としても見つけるはずだ。
新加入のカルロス・マチューの出来も命運を握るかもしれない。
そんなアタランタの今夏のメルカートの採点は6


<ボローニャ>
ボローニャ(SKY)

ボローニャ(CDS)

ボローニャはかなり出入りの激しい夏のメルカートとなった。
まずは4シーズンに渡って毎年10ゴール以上を挙げながらボローニャに貢献し続けたマルコ・ディ・バイオとの契約が満了となり、彼はモントリオール・インパクトへ。
さらにはインコントリスタのガビー・ムディンガイ、素晴らしいセーブの数々でボローニャのディフェンスを救ったジャン=フランソワ・ジレ、そして最後にヤングスターのガストン・ラミレスをそれぞれインテル、トリノ、サウサンプトンへ手放した。
逆に補強の方はレンタルを多く活用しながら大事なポイントを押さえていった印象だ。
ジレの抜けたGKにはジャンルカ・クルチ、CBにロジャー・カルヴァーリョ、右のウィングバックにマルコ・モッタ、中盤にはティベリオ・グアレンテ、前目のポジションのクリスティアン・パスクアート、FWにはアルベルト・ジラルディーノ、マノロ・ガッビアディーニをそれぞれレンタルで獲得した。
そこに安価で実力者を獲得し、戦力の低下を免れた。
フィオレンティーナからフリーで獲得したチェーザレ・ナターリ、ウルグアイのナシオナルから獲得したマティアス・アベロ、ユヴェントスから僅か50万ユーロで獲得したミケーレ・パツィエンツァ、ジェノアから買い取ったロベルト・アクアフレスカがそれである。
中堅どころや若手をしっかり押さえたボローニャ。
確かにガストン・ラミレスを失ったのは大きな痛手であろうが、ステファノ・ピオーリはその戦術と采配でその影響を忘れさせてくれるはずだ。
というわけで、ボローニャの今夏のメルカートの採点は6


<カリアリ>
カリアリ(SKY)

カリアリ(CDS)

静かではなかったが、終わってみれば動きが少なかったのがカリアリだ。
まず特筆すべきは7シーズンに渡ってカリアリのバックラインで安定した守備を披露し続けたミケーレ・カニーニの引き抜きである。
しかし、引き抜かれた先はビッグクラブではなく、ジェノアだったのは少なからぬ驚き。
代役にはシエナからルカ・ロッセンティーニを獲得することで対応した。
続いて決まったのが、アレッサンドロ・アゴスティーニとの契約解除。
こちらも8年間左サイドバックとしてカリアリで安定したプレーを披露していたが、お別れとなった。
その代役にはウクライナのFCカルパティ・リヴィウよりダニーロ・アベラルという選手を獲得したが、未知数な感が否めない。
右サイドバックからフランチェスコ・ピサーノをコンバートすることも含めて、穴埋めにはアイデアが必要となるかもしれない。
その他の動きは買い取りオプションの行使に費やした。
そんなカリアリのメルカート採点は5.5
実はカリアリの控えにはロレンツォ・アリアウドというこれまた若手の良いCBもいる。
陣容的に見るのであれば左サイドバックの不安を軽減するためにも3-5-1-1へのシステムチェンジが妥当な感もあるがこれいかに。
フィッカデンティの首がいつまでもつかも含めて注目である。


<カターニャ>
カターニャ(SKY)

カターニャ(CDS)

こちらも静かにメルカートを過ごした印象のあるカターニャ。
しかし、最大の痛手は選手ではなく、ヴィンチェンツォ・モンテッラをフィオレンティーナに引き抜かれたことだろう。
新監督には昨シーズン途中からヴァレーゼに就任し、中位からプレーオフ進出に押し上げたロランド・マラン。
戦術的にはウィングの突破力を最大限活用するタイプの監督なだけにカターニャとの相性は悪くない。
選手の補強はと言うと、あまり引き抜きに遭わなかったのは朗報。
レンタルバックでゴールキーパーのファン・パブロ・カリーソ、右サイドバックのマルコ・モッタ、中盤センターならどこでもこなすフェリペ・セイムールを失ったとはいえ、それぞれマリアーノ・アンドゥハルがレンタルバック、パブロ・アルバレスもレンタルバック、アミドゥ・サリフをレンタルで補っている。
戦力としては横ばいのメルカートとなっただろう。
そんな中で注目なのはアルゼンチンのラシン・クラブからやってきたウィング、ルーカス・カストロ。
どれほどの力量を持つ選手なのか、アレハンドロ・ゴメスやパブロ・バリエントスといったスタメン組の牙城を崩せるのか見てみたい。
そんなカターニャのメルカート採点は5.5


<キエーヴォ>
キエーヴォ(SKY)

キエーヴォ(CDS)

筆者はこのチームに相応しい形容詞としていつも「手堅い」という言葉を使うが、この夏のメルカートでもその印象は貫かれている。
まずは2人の選手が引き抜かれたことに触れなければならないだろう。
400万ユーロで保有していた共同保有権を売却したフランチェスコ・アチェルビはジェノアとの共同保有という形でミランへと挑戦の場を移した。
さらには昨シーズン、中盤で攻守に渡ってハイパフォーマンスを見せたマイケル・ブラッドリーを375万ユーロ+ルーマニアU-21代表アドリアン・ストヤンの共同保有権という形で引き抜かれた。
それでもその穴は堅実に埋められたのではないだろうか。
前者の穴はそもそも潤沢なCBの選手層に加え、ジェノアからレンタルで加入していたダリオ・ダイネッリのフリーでの獲得し、さらにヴァスルイからルーマニア代表パウル・パップを獲得することで完全に埋まっている。
後者の穴もノヴァーラにレンタルしていたマルコ・リゴーニのレンタルバック、さらにはセリエBに降格したチェゼーナからロベルト・グアーナの獲得で埋まるはずだ。
さらにはFWにはアチェルビの件でアルベルト・パロスキのレンタル延長を獲得し、さらにはフリーでダビド・ディ・ミケーレを獲得した。
これでいつも通り余裕の残留となる公算は高い。
確かにキエーヴォにはプロヴィンチャのレベルを遥かに凌駕したようなプレーヤーはいないかもしれない。
しかし、手堅くきっちりと選手を揃え、堅守で勝ち点を積み重ねる。
そういったセリエのプロヴィンチャの正統派とも言うべきお手本がこのチームと言えるかもしれない。
きっと今シーズンも楽しませてくれるだろう。
そんなキエーヴォのメルカート採点は6


今回の「A alla Z di calcio mercato = 2012年夏のカルチョメルカート最終診断」は5チームの紹介となったが、画像も使ったため、長さの関係上ここまで。
プロヴィンチャ中心となった今回の5チームは、やや動きの少ないチームが多かった印象。
内心ではもう少し内容を盛り込んで書いてみようとも思ったが、伝えきれなかった部分は今後の試合分析などで紹介したい。
各回5チーム、計4回で書いていくことにしたが、次回はどんなメルカート診断となるだろうか。




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Author:迫恵駆緒
セリエファン、アッズーリファンという視点からカルチョ、フットボール、サッカーを分析します。
賛否両論あると思います。
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