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[セリエA カルチョメルカート]A alla Z di calcio mercato = 2012年夏のカルチョメルカート最終診断③

さて、前回はセリエAのメルカートの中でも最も華やかな部分がお目見えしただろうが、今回の5チームはいかがだろうか。
まず最初に登場するのはミラン。
他チームの採点に比べ、非常に厳しいものになっているが、そこは筆者がミラニスタだからということで御愛嬌として頂きたい。


<ACミラン>
ミラン(SKY)

ミラン(CDS)

シルヴィオ・ベルルスコーニがACミランのオーナーとなって26年が経った。
その26年間で最も最悪なメルカートを過ごしたと言われている。
まずは「カンピオーネ達」と呼ばれたベテラン組との一斉契約満了。
アレッサンドロ・ネスタ(モントリオール・インパクトへ)、ジャンルカ・ザンブロッタ(行き先未定)、クラレンス・セードルフ(ボタフォゴへ)、ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ(シオンへ)、マルク・ファン・ボメル(PSVアイントホーフェンへ)、フィリッポ・インザーギ(ミラン下部組織監督に)がそれである。
さらにはレンタル組のアルベルト・アクイラーニ(リヴァプールへ帰還後、フィオレンティーナへ)、マキシ・ロペス(カターニャに帰還後、サンプドリアへ)の買い取りもしなかった。
極めつけは2人のクラッキの放出とそれに付随して1人のファンタジスタの移籍志願による移籍である。
そう、チアゴ・シウヴァ(4200万ユーロ)とズラタン・イブラヒモビッチ(2300万ユーロ)のセットでのパリ・サンジェルマンへの引き抜きであり、インテルとのアントニオ・カッサーノのジャンパオロ・パッツィーニ+金銭とのトレードである。
一連の移籍によって、ミランは完全に骨抜きとなった感がある。
それもこれも全てアドリアーノ・ガッリアーニのせいというわけではない。
ベテラン組との契約満了による涙の別れは、選手達の言うように指揮官、マッシミリアーノ・アッレグリに必要とされていると感じられなくなったというのが一因にもある。
筆者にとって最大の問題点は、アレッサンドロ・ネスタとチアゴ・シウヴァを同時に失ったこと。
この2人は戦術でカヴァーすることなど到底不可能な個人の能力を持っていた。
もちろんその他の選手やズラタン・イブラヒモビッチの不在も大きいが、バックラインの柱、守備の柱を失うことはこれまでのミランでは許されなかったはずである。
回顧録を語ってもここでは仕方がないので、補強の方に目を向けよう。
バックラインにはフランチェスコ・アチェルビとクリスティアン・サパタというフィジカルに優れた若いセンターバックがやってきた。
戦術面など様々な部分に成長の余地を残すが、マリオ・ジェペスの教育係としての役割に期待するしかない。
中盤にはリッカルド・モントリーヴォ、ケヴィン・コンスタン、バカイェ・トラオレ、ナイジェル・デ・ヨングがやってきた。
前線の補強はジャンパオロ・パッツィーニ、ボージャン・クルキッチ(買い取りオプション付きレンタル)、エムバイェ・ニアン。
補強ポイントであった左サイドバックやアンカーの問題もまだ残っており、さらにはチャンスメーカーの絶対的不足は目に明らかである。
おそらくこれからはケヴィン・プリンス・ボアテングにゴールゲッターとしてだけではなく、チャンスメーカーとしての役割も増えるだろう。
次のフェノーメノは彼なのかもしれない。
そんなミランの今夏のメルカート採点は4
3.5にするかを迷ったくらいである。


<ナポリ>
ナポリ(SKY)

ナポリ(CDS)

ナポリもまたパリ・サンジェルマンにクラッキを引き抜かれたと言えるだろう。
エセキエル・ラベッシである。
しかし、その代役は既にナポリにいたのである。
それが昨シーズンレンタル先のペスカーラで大成長を遂げたロレンツォ・インシーニェである。
さらにはブレシアからオマル・エル・カドゥーリをも共同保有で獲得し、若いトレクァルティスタが揃った。
この若い選手達に加え、前戦ならばどんな使い方でもできることを証明したゴラン・パンデフをしっかり買い取り、使い方に苦悩しているとはいえエドゥアルド・バルガスの買い取りも行った。
前線の陣容は十分であろう。
さて、ナポリのワルテル・マッツァーリは今シーズンからハムシクを一列下げた3-5-1-1にシステムチェンジすることを公言している。
そんな中で中盤にヴァロン・ベーラミを獲得したのは良いが、微妙な立場に立たされたワルテル・ガルガノが不満を持ち、インテルによって買い取りオプション付きレンタルで引き抜かれたのは大きな痛手ではないだろうか。
確かに展開力はさほどないが、スピードに乗ったドリブルでカウンターの駒としての役割を果たす選手なだけに、悔やまれるところがある。
ウィングバックに目を向けると、右のクリスティアン・マッジョの控えにジャンドメニコ・メストを獲得したのは大きな補強だろう。
これでファン・ズニガを左に固定することができる。
バックラインではガンベリーニをフィオレンティーナから獲得し、サルヴァトーレ・アロニカを左ウィングバックの控えにも回せることになった。
そんなナポリの今夏のメルカート採点は6.5


<パレルモ>
パレルモ(SKY)

パレルモ(CDS)

パレルモはゴールキーパーとバックラインの引き抜きの穴をいかに埋めるかが焦点となるだろう。
エミリアーノ・ヴィヴィアーノがフィオレンティーナへ買い取りオプション付きレンタルで、マティアス・シルベストレが完全移籍でインテルへ、マッティア・カッサーニが完全移籍でフィオレンティーナへ、フェデリコ・バルザレッティが完全移籍でローマへと引き抜かれたのである。
中盤では、ジュリオ・ミリアッチョとフランチェスコ・デッラ・ロッカをともにフィオレンティーナへ買い取りオプション付きレンタルで放出したのも気になる。
若手では、アフリイェ・アクアー君をパルマへ、アルミン・バチノビッチをエラス・ヴェローナへ武者修行へと出した。
補強の方も手堅く行った印象がある。
新守護神は降格したノヴァーラから獲得したサミル・ウイカニ。
同じくノヴァーラからは右サイドバックのミシェル・モルガネッラも獲得した。
センターバックにはチェゼーナで良いパフォーマンスを見せていたスティーブ・フォン・ベルゲンをジェノア経由で獲得。
左サイドバックにはノヴァーラからサンティアゴ・ガルシアがレンタルバックで帰還した。
またノヴァーラからは右サイドハーフのルイジ・ジョルジをレンタルで獲得した。
そして何といっても注目したいのは昨シーズンシエナで素晴らしい活躍を見せたフランコ・ブリエンツァの獲得である。
3センターの左インサイドハーフで使うのか、左サイドハーフで使うのか、その起用法にも注目である。
そして、若いFWが2人やってきたことも注目である。
1人が18歳ながらプロ1年目のアルゼンチンセグンダ(2部)リーグで17得点をあげたパウロ・ディバラ。
もう1人がウルグアイのフィジカルの強いFWと言われるセバスティアン・ソサ・サンチェス。
若手の発掘には定評のあるパレルモもその意地を見せている。
そんなパレルモの今夏のメルカート採点は5.5


<パルマ>
パルマ(SKY)

パルマ(CDS)

パルマのメルカートは要所を押さえた補強に集中した印象がある。
インテルからのレンタルでジョナタンを配置し、何とか賄っていた右サイドバック/右ウィングバックのポジションにアレアンド・ロージをフリーで獲得できたことはかなり大きな補強であろう。
さらに中盤にはチェゼーナからマルコ・パローロを獲得し、戦力アップとなったはずだ。
その中で絶対的な選手は獲れなかった箇所がFWである。
アマウリ(フィオレンティーナから)、ドルラン・パボン(ナシオナウ・ベデジンから)、イジャク・ベルフォディル(ボローニャからレンタルバックされたオリンピック・リヨンから)という3人の選手がやってきたが、誰がファーストチョイス、セカンドチョイスになるのかは見物である。
さらに注目はソティリオス・ニニスというギリシャの若手の逸材のアタッカーを手に入れたのにも注目である。
どこのポジションで使うのかは難しい選択だけに、その生かし方は課題となるだろう。
そんなパルマのメルカート採点は6


<ペスカーラ>
ペスカーラ(SKY)

ペスカーラ(CDS)

単刀直入に言うと、昨シーズンの昇格の立役者がほとんどレンタルであっただけに厳しいメルカートとなった。
ロレンツォ・インシーニェはナポリに帰還したし、チーロ・インモービレもジェノアに帰還した(なお、インモービレはユヴェントスとジェノアの共同保有)。
そして、ムサ・コネというコートジボワール代表にも選ばれた中盤の選手もアタランタに帰還した。
それに加え、「ピルロ二世」と呼ばれるまでに成長したマルコ・ヴェッラーティもパリ・サンジェルマンへ、そして、マルコ・サンソヴィーニもスペツィアに完全移籍で引き抜かれてしまった。
さらには指揮官である。
ズデネク・ゼーマンもASローマへ。
全てがやり直しの状況になったペスカーラ、獲得した選手の中でおもしろそうな選手を何人か挙げていくとしよう。
まずはローマから獲得したサイドバックのアレッサンドロ・クレシェンツィはレンタルでの獲得だが、期待の若手である。
そして同じくローマから獲得した期待の若手がジャンルカ・カプラーリ。
昨シーズンからレンタルで獲得していたが非常に期待の選手である。
そして、中盤にはジュゼッペ・コルッチとマヌエル・ブラージというそれぞれ降格組のチェゼーナとレッチェから獲得。
そしてパルマからレンタルで獲得したフランチェスコ・モデストにも安定したプレーが期待できる。
コロンビアからはハメス・ロドリゲスに次ぐ期待の若手ファンタジスタと言われるファン・フェルナンド・キンテーロも獲得した。
こうした新加入の選手の中でも最も期待したいのが、ジェノアからレンタルで獲得したマッティア・ペリン。
イタリアの若手ゴールキーパーの中で最も期待されている選手である。
ウラジミール・ヴァイスというドリブラーもマンチェスターシティからやってきているがどうなるか。。。
そんなペスカーラのメルカート採点は5


さて、第3回のメルカート採点は最低点の4が目立つ。
しかし、それほど低い評価をせざるを得ないメルカートを過ごしたのは事実。
マッシミリアーノ・アッレグリの手腕に期待するしかないのである。
その他チームではパレルモに注目したい。
若手選手の発掘には一定の評価が出来るからであり、どんな選手たちなのか見てみたいという気持ちにさせられる。
もちろん、大事な選手は引き抜かれてはいるが。。。
ナポリもポチョ・ラベッシの不在を忘れさせてくれるようなプレーを若い2人が見せれるかにも注目であろう。




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Author:迫恵駆緒
セリエファン、アッズーリファンという視点からカルチョ、フットボール、サッカーを分析します。
賛否両論あると思います。
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