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[ミラン]2014-2015シーズンの始まり ~ピッポ・インザーギ新監督就任会見訳を添えて~

・お披露目












・就任記者会見

ACミランも、2014-2015シーズンの歩みを開始した。
7月9日はミラネッロで行われるサマーキャンプに向けたメディカルチェックを受診する日であり、集合日であった。
最初に現れたのは新加入のGKミカエル・アガッツィと、トルコ行きなど移籍の噂もあるクリスティアン・ザッカルド。
今シーズンに向けた意気込みを見せる行動である。

日を改めて7月10日。
この日はACミランの新フロントオフィス兼商業施設、"Casa Milan"にて、新シーズンに挑むACミランの現有スカッドと、新監督に就任したフィリッポ・インザーギがファンにお披露目されるという記念すべき日となった。
もちろん、"Casa Milan"にどんどん人を呼び、ビジネスとして成功を収めたいという思惑は込みであるが。
4000人のファンが集まったこの日、ワールドカップに出場した選手以外のミランのスカッドはほぼ全員、ティフォージにお披露目された。

さて、その日のお披露目の後、まずはフィリッポ・インザーギ新監督の就任記者会見が行われた。
今回掲載するのはその訳である。
出席したのはバルバラ・ベルルスコーニ副会長兼マーケティング部門CEO、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長代理兼スポーツ部門CEO、フィリッポ・インザーギ新監督の3名。
ACミラン公式とMilannews.itのまとめの関係上、少々前後に誤差が出るかもしれないことをここに付し、御容赦を願う。


アドリアーノ・ガッリアーニ副会長代理兼スポーツ部門CEO
「伝統のイベントへようこそ。29回目の会見を執り行います。今回は我々がこのクラブのオーナーとしてのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の下に集まる29回目のプレシーズンです。我々は28年間を過ごし、28個のトロフィーを手にしました。15個はイタリア国内で、13個は世界の舞台で。結果が我々の成し遂げてきたことの多くを物語っています。我々は世界で最も成功を収めたクラブであり、我々は過去に追い付いていく必要があります。そして、我々は今そのページを捲り、未来へと目を向けなければなりません。その成就の為、我々は新しい監督を選びました。ピッポインザーギです。彼はその能力、不屈の闘志を備えた選手でした。そのことこそ彼をイタリア人のヨーロッパコンペティション通算最多得点という記録に導きました。その得点にはミランにとって最後のチャンピオンズリーグ決勝での勝利に導いた2得点を含まれます。監督としても、彼はアッリエーヴィ、プリマヴェーラで上手くやってきました。ヴィアレッジョカップでも優勝しましたね。ですから、クラブが欲したこの選択は正しいと思います。昨日、私はミラネッロに出向き、雰囲気を肌で感じ、確信しました。彼ならとてもうまくやれる。インザーギとなら、高いレベルで競争するところまで舵を取って戻していくことができると。インザーギがとびっきりうまくやることを願っているのです。ピッポ!今日は君の日だ!君から多くの時間を奪いたくはない。会長からも、誰からも愛されたものよ!覚悟を持って飛び込んで行け!幸運を祈る!(訳者注:"in bocca al lupo"をやや誇大的に訳)」

バルバラ・ベルルスコーニ副会長兼マーケティング部門CEO
「まずは、わたくしが働いている部門に関して、このチームの監督にその質が確かであることを保証したいと思います。ピッポ・インザーギはその人として忠誠心の強い人であり、情熱に満ち溢れています。これはミランのコマーシャル部門にとって重要な宣伝材料になるでしょう。わたくしの役割にとって、このことは大きな価値を持ちます。わたくし達はここ数週間、しばしば話し合いをしてまいりましたが、考え方、クラブの宣伝方法、このクラブのブランドとしての価値の向上のさせ方で意見が一致しています。さらに指摘しておきたいこととしては、ピッポがどれほどの情熱を持って我々のユースセクターの指揮に当たってきたか、ヴィアレッジョカップの際には彼がどれほどうまくその指揮にあたってきたか、そして、彼にはどれほどの能力が備わっているかについてです。わたくし達の願いは、彼が今シーズン同じことをこのチームでできることであり、今シーズンができる限り最善の形になることです。わたくしは彼から多くの時間を奪いたくはありません。ここで彼に話す時間を与えたいと思います。」

フィリッポ・インザーギ新監督
ガッリアーニバルバラ嬢のお言葉に感謝します。彼らに感謝すると共に、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長には最大の感謝を。彼らは私に信じられないほどファンタスティックな機会を与えてくれました。2年前に引退した際、私は心の中で、ミランの監督になることを願いました。彼らは大きなチャンスを与えてくれました。ミランは私の夢を現実にしてくれ、あらゆるものを与えてくれました。私もまたこのクラブに尽くしてきました。ミランが何たるかは忘れられてしまっており、我々はこのクラブが世界で最も成功を収めたクラブであることを忘れてしまっています。監督としてのキャリアを始めたものにとっては、ミランかレアルマドリードの監督になることは夢なのです。私にとってその夢はミランだった。今日、私は世界で最も成功を収めたクラブの監督になったのです。誰もミランが何たるかを忘れるべきではないのです。私はこのクラブに全てを捧げます。そして、結果が良きものとなることを願います。」

Q. ガッリアーニ、お披露目の際のティフォージの熱狂について。
「今日は、ティフォージが驚くほど素晴らしかったね。予想以上だったよ。これほどまでに多くの人が集まるとは思ってもみなかった。特に我々にとっては十分良いわけではない8位に終わったシーズンの後だったからね。我々のティフォージの心の中には素晴らしい情熱があるのを見たよ。昨日のミラネッロのプレシーズンの集合日でもこの劇的で熱烈な密度の濃い雰囲気を見てとったよ。ポジティブな雰囲気がミラネッロに帰ってきているのを感じたよ。濃密な環境とこのことによって私は今シーズンがポジティブなものになると信じれるようになった。あらゆるものがミラネッロにある。ピッポACミランをかつてあった高いレベルに連れ戻すに適切な監督だと思う。我々が今シーズンのチャンピオンズリーグにいないと思うと、胸が詰まる。しかし、先も言った通り、私は密度の濃い雰囲気がミラネッロにあるのを感じたよ。長い間見ていなかったものだ。ピッポは皆に助けられ、上手くやることだろう。」

Q. バルバラ、今シーズン最も期待している選手は。
「ステファン・エル・シャラーウィが何らか特別なものを見せてくれることを期待しています。昨シーズンはいくつかの困難に見舞われましたが、プレシーズン集合日よりも早く戻ってきて、新シーズンに向けて最善の形でスタートを切れると確証してくれています。彼は偉大なタレントであり、あらゆる人に好かれていますから、ピッチ上で素晴らしいプレーを見せてくれることを、結果的に彼には多くの得点が見れることを期待しています。彼はティフォージの皆様に多くの喝采のタネを与えてくれるでしょう。」

Q. ピッポ、指導方針について。
「最も重要なことは適切なミランのDNAを創造することだね。これは適切なグループの精神を意味し、ミラネッロに来て、笑顔で良い練習がしたいという欲望を作り出すということだよ。適切な精神が見たいし、勝利の道にチームを戻したい。その勝つチーム作りの前に良きグループを作り上げなければならない。私が勝者であった時、私にはいつも本物の人々の結束、本物の監督がいたね。現時点の私の目標は規律があって、テョフォージへの敬意あるソリッドなチームを作り上げること。今日、見せていたようなね。今日、ここに来るとき、バスからティフォージを見て私はスリルを感じ、鳥肌が立ったよ。我々はミランをこのクラブの名に値するレベルにもっていく必要がある。」

Q. バルバラ、"Casa Milan"での監督・選手のお披露目について。
「"Casa Milan"はチーム、選手、そしてティフォージの本当の触れ合いの場を創造したいという意図から生まれたものです。私達はティフォージの為に働くのであり、この情熱をティフォージに打ち出しています。それ故、今回のお披露目には大変喜んでいます。開館から最初の1カ月で得たデータに私達は満足しています。1万人以上の方々にこの"Casa Milan"へご来場頂いたのですから、大変満足しております。我々は常にもっとより良くできるのです。しばしば申し上げておりますように、わたくし達はこの素晴らしい場所で早くのクラブの成功を祝福できることを願っております。彼らの熱狂が本当に我々の新たなプロジェクトへの報いとなるのです。"Casa Milan"は我々の最初のプロジェクトに過ぎません。他にもプロジェクトがあります。我々はミランに新たなスタジアムを建設したいと思っています。そのプロジェクトではイタリアの官僚達を納得させるために、皆さんにもすべきことが多くあるのですよ。」

Q. インザーギを監督にするというアイデアについて。
「ピッポを監督に、と考えたのは彼がジョカトーレ(選手)としてカルチョの世界から引退したときから。彼なら監督になれるだろうと私は思ったんだよ。彼は確信がなかったね。イタリアではジョカトーレ(選手)でありながら監督をすることができなければ、ジョカトーレにも監督にもなれない。その点、彼は完璧だったのだろう。彼は自らの手で自らを成長させ続けているし、最近でも彼は更なる高みを手にいれている。彼はこの姿勢を選手時代から活かしてきたのだよ。彼は試合終了後も、脂肪を付けることはなかった。インザーギは完璧で、規律がとれていたんだ。我々はピッポに道を用意した。彼はその道を歩みきったね。1月、彼がサッスオーロに行かなくてはならないような時も、我々は彼を残したんだ。昨日も彼に言ったんだが、あの時、サッスオーロに行ってしまっていたら・・・・・。彼に纏わる話ならたくさんある。インザーギはいつもシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長のお気に入りだった。インザーギは2001年にミランにやってきたが、その以前からミランに近い人物だった。彼は我々を相手にいつも得点を決めていたというのに、やってきてすぐにティフォージに愛されるようになった。そして、グランデミランの壮大な物語を作り上げたんだよ。彼こそ、適切な地位にあるべき、適切な人物だよ。

Q. ガッリアーニ、ピッポ・インザーギについて、詳しい話を1つ。
「彼は12年間ガララーテ(ミラネッロの最寄り駅の1つがここにある)に住んでいる。それは彼のミランにより近くあるため。そんな選手はミランの歴史上ただ1人だよ。だから、彼は人より多く休むことができ、通勤に時間を取らなかった。」

Q. フィリッポ・インザーギ監督とは。
「正直であることが監督には必要不可欠であると考える。自らをよく知ってもらえるようにしようね。私はインザーギであり、長所も短所もある。私の勝利への大きな欲求、野望が私の選手達に乗り移ることを願っているよ。この役割を受け入れた時、私はチームについて、そしてその人間的な価値について考えた。戦術や技術といったものは後からついてくるものなんだ。このチームには大きな価値ががあると信じている。そして、ミランがかつてあった状態に戻ることができると信じている。私は至って冷静だ。かつてのチームメイトがいる、そのことが私にとっては唯一の利点、助けとなるかもしれない。呼び方は「君(tu:2人称(親称))」でも、「あなた(lui:2人称(敬称))」でも構わない。形式の問題ではない。私が求めているのはただ私の役割、そして、私のスタッフへの敬意だけだよ。ティフォージをサン・シーロに連れ戻したい。このチームが何を達成できるかはまだわからないが、ティフォージの皆さんにはこう伝えたい。ミランというチームは戦うチームになるだろう。つまり、戦えない選手は私のミランではプレーできない。と。」

Q. ガッリアーニ、マリオ・バロテッリについて。
「無闇に人と喧騒を起こすことは無益だよ。チェーザレ・プランデッリの声明から、各々が各々の意見を持っているね。前イタリア代表監督の発言としてはとてもエレガントではなかったということだけは言っておくよ。」

Q. ピッポにも、マリオ・バロテッリについて。
「私は落ち着いて彼を見ているよ。イタリア代表チームが(FIFAワールドカップ2014ブラジル大会で)敗退した後、私はマリオから話を聞いた。私は彼に批判は彼を強くするだけだと伝えたよ。私も選手時代はタフな時期を過ごしたことがある。つまり、批判を受けたわけだけど、私はキャリアを通じてメッキを張られるようなことがなかった(訳者注:批判によって潰れたことはないことの意)。彼はカルチョの財産だ。彼はイタリア代表とミランにとって利点なんだ。彼の能力を最大限に引き出すことは私の義務。私が最大限そうしてみせよう。彼は我々に違いを作ることができる。彼はミラネッロに戻ってくる1週間前からトレーナーを付けてほしいと頼んできたよ。これは重要だね。」

Q. ピッポ、ジョカトーレとしてのインザーギと監督としてのインザーギの違い。
「私が監督になった時、アントニオ・コンテが電話をしてきて言ったのは、選手から監督になって変化するのは、夜あまり眠れないということだった。ユースセクターでの監督の経験が多くのことを教えてくれたね。監督として学び続けなければならないね。物事がうまくいかないとき、その責任は監督にあると私は思う。チームが試合で負けた時は、私と私のスタッフにはまだまだやれることがあったということなんだ。過去の経験が私を精神的にも肉体的にも強くした。監督もミスを犯すかもしれない。大事なのは、良き信頼関係において、そのミスを為すこと。多くの人が私に多くを期待している。監督としてなら、心理学者にもなろう。準備は万端です。多くの監督が私に瞬間瞬間を大事にせよと教えてくれました。誠実であるようにしよう。監督というものは、どうやって選手に面と向かって難しいことを言うか、その言い方を心得ていなければならない。」

Q. ピッポ、チームに持ち込む特徴は。
「我々は昨シーズン、8位に終わったのだから、何かしらしなければならないことは明白だね。しかし、私は落ち着いているよ。会長も私と同様の考えで、チームを勝利の道へと戻したいとお考えだ。私は選手達に決断力を持つようお願いしたよ。私はこの種の精神をこのクラブに蘇らせたいのであり、皆様には我慢して頂きたい。ティフォージをサン・シーロに連れ戻したいという気概がある。そのために、良いサッカーを、攻撃的なサッカーをお見せしたい。ピッチ上に本当のグループがいることは重要だね。昨シーズンのスペインで、アトレティコ・マドリードがレアルマドリードやバルセロナを打ち破るとは思ってもみなかったことだろう。しかし、真のグループ(結束)を持つアトレティコ・マドリードはレアルマドリードやバルセロナを打ち破ることができた。シメオネに電話を掛けたわけもないが、私はアトレティコマドリードの試合を見ていたし、彼の組織を見ていたよ。私は私のメソッドを持ち込むことにしよう。私の好みは4-3-3だね。でも、2人のストライカーがいる4-4-2も失念していない。ルールに従って働き、良いものを取り入れよう。良い給料をもらい、世界最高の仕事をしているのだから、このことは重大かつ優先的なルールだね。このことに関しては厳格であろう。」

Q. ピッポ、チームを取り巻く環境について。
「私は素晴らしい環境・雰囲気を見たよ。ファンタスティックだ。ミラニスティについて今さら知る必要はないんだ。しかし、ミラニスティは立派だね。彼らにある情熱は信じられないものだ。ティフォージの怒りの籠ったバナー(横断幕)を読んだよ。8位に終わったのだから、我々も選手達も皆、心の内に怒りをもつ必要があるんだ。リベンジを果たさねばならない。うまくやりたいという欲求もある。自らのシャツへの敬意が私のモットーだった。私は負けた時、自らを激しく叱責したものだ。ミラニスティ全員の失望を見て悲しかったからね。これが我々の考えでなければならない。」

Q. ピッポ、先達からのアドバイス。
「指導を受けた監督達から受けたよ。多くのアドバイスがあったよ。アンチェロッティは選手達から愛され、尊敬されるシンボルだね。彼が私の目標だよ。けれども、私はフィリッポ・インザーギだよ。コピーではない。テクニカルな側面のミスは常に許そう。しかし、誤った振る舞いについては決して許しはしない。ミランの選手たるもの、ピッチ外でのミスは為し得ない。アスリートとしての人生を歩まねばならないんだ。」

Q. バルバラ嬢、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長代理兼スポーツ部門CEOとの関係について。
「資産価値の点においてACミランをトップレベルのチームに戻したいという欲望を実現するためにわたくし達がここにいると信じております。わたくし達の目標はUEFAチャンピオンズリーグであり、わたくし達は皆同じ方向を向いて働いています。」

Q. バルバラ嬢、FIGC会長に立候補する噂について。
「わたくし達が強調したいのは、今日という日がミランにとって素晴らしい日であるということについてです。ですから、その件については今お話したくありません。8月11日までまだ時間があります。ですから時間があるのです。」

Q. ガッリアーニ、FIGCの次期会長問題について。
「私に関しては、決して話もしていないということだよ。私はレガ・セリエAの副会長でもあるし、静観を続けることが唯一適切なことだと思う。来週木曜日(7月17日)にレガ・セリエAの会議に出席する。慣例通り、そこでセリエAのクラブが立候補者について協議し、比較するよ。そこが選挙戦の始まりであり、何らドラマティックなことはない。」

Q. ガッリアーニ、メルカートについて。
「これまで既に獲得した選手については言ってきただろう。アガッツィとアルベルタッツィは別にして、アレックスと(ジェレミー・)メネーズという重要なクラブから来た選手に全く重要性が与えられていないのにはわけがわからないよ。我々は既に大方の獲得と放出を為したんだ。我々は1つのコンペティションを戦うのみなのだよ。経済的な不利はあるものの、テクニカルな視点で見れば有利なのだよ。だから、我々は役割を果たすことができるよ。これまでやってきたようにね。プレーするのは1週間に1回なのだしね。このことは決定的なファクターとなるだろう。いつもとは違う準備をしていくよ。カンピオナートの為の用意をするのであり、チャンピオンズリーグの次なるステージに向けた用意をするのではないんだ。選手層はとても幅が広いね。24-25人にまで減らさなければならないよ。誰かが出ていけば、誰かがやってくるだろう。取り組んでみよう。いくつかの交渉はあって初めて、誰か出ていく。というのも、選手達は、その家族も同様に、ミラノの街を、そして、ACミランというチームを離れたくはないのだからね。誰かが出て行って初めて、誰かが来るのだよ。しかし、ピッポの考えは明確だし、今から9月の間に何らかのことは起こるだろうね。個人的には現状に満足しているよ。」

Q. ガッリアーニ、再びコンペティティブなチームに戻れるか。
「確かにとても困難だ。フットボールの世界のヒエラルキーは変化してしまった。全ての国に同じだけの休暇があった頃は競争力があったのだが、まず初めにバランスに変化が起き、今ではあらゆる側面の富でもって、鉱産資源の所有者である人々によっての変化が起きている。チャンピオンズリーグでも、決勝トーナメントに進出するのはほとんどいつも同じクラブだが、こうしたエリート組に入っているから、優れているに違いないのだよ。我々の国の現状は30年前とは違ったものとなってしまった。資源はどんどんなくなっていっているのだから、知恵を使う必要があるね。イングランドには偉大なるオーナー達がいるし、他国においてもそうだよ。現在のイタリアは中継国であって、最終到達地点ではないんだ。かつては全てのバロンドーラーがこの国にいた。今やもういないのだ。今はより困難なのだよ。優れていなければならない。時代は変わってしまったが、それは別にカルチョの世界だけに限った話ではなく、国家全体においた話なのだよ。我々に関しても、2008年まではヨーロッパクラブランキングの頂点にあったが、今や状況が変わってしまった。このクラブだって、6-7年前まではシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長のお導きによって、我々より多額の金で作られたチームに打ち勝つことはできたのだよ。」

Q. バルバラ嬢、投資について。
「わたくし達はチームのテクニカルな点でのレベルを引き上げたいのです。ですから、わたくし達は新たなスタジアムへの投資を続けていきたいと思っています。プロジェクトの段階ではありますが、懸命に取り組んでいます。単純なタスクではありませんが、ミランに適切なスタジアムを提供するために取り組んでいるのです。」

Q. ガッリアーニ、ワールドカップ決勝の予想。
「オッズを知らないし、難しいね。試合を通じてあらゆることが最初の状態から1週間後では大きく変化してしまう。しかし、ドイツの方がよりアルゼンチンを相手に困難を感じるのではないかと思う。今年のブラジルでは、攻撃において、監督を非難すべきではないのだが、特に何年か前では前線でプレーしていたような選手に対する考え方が誰を有しているかということとなっているね。ドイツは試合の組み立て方が完璧だよ。ピッポは信条がカルチョ信奉だから、彼らを見ると目がないかのようになっているよ。」

Q. ピッポ、もう1度意気込みと目標を。
「ミランがカップ戦にいないままでいられるとは思わない。表舞台を取り戻すことが目標だよ。私はあらゆることに対応する準備ができている。私はチームが8位に終わった理由を考えた。テクニカルな差と同様に、他にも問題があると私は考えたよ。我々が勝者であった時、つまり、3回のチャンピオンズリーグ決勝に到達した時にあったのは健康的なチームだった。我々の本物の監督は選手のプライヴェートにまで気を使う必要がなかったし、我々選手達には大きな野望があった。あらゆるタイトルを勝ち取りたいというね。成功に貪欲だったんだよ。プレーできなかった後の復帰の際には、私は監督の考えが誤りであったということを示すため、敬意を欠くことなく見せつけようと思ったものだよ。ゴールを決めることでね。幸運なことに何人かが私を知っている。選手達が私から適切にアドバイスを聞き入れ、それをピッチ上で体現してくれることを願っているよ。」

Q. ピッポ、今夏のメルカートなどについて。
「アレックスとメネーズのおかげでミランは激しい競争を得ることになった。彼らは違いを作ってくれるだろう。エル・シャラーウィも手を貸してくれるだろう。モントリーヴォはロッカールームで重要だ。欠かすことはできないよ。彼の代役もうまくやるだろう。」

Q. ピッポ、テクニカルな側面からの今後の選手層に関するリクエスト。
「私とガッリアーニは1日に2-3回連絡を取り合っている。一緒の考えを持っていると信じているよ。シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の熱意を再び呼び起こし、彼は我々全員にこのことを伝えて下さったし、私にも印象に残った。願わくばしばしばではなくもっと会いに来て頂きたい。彼は最大の補強となり得るのだからね。彼がミラネッロに来た時は、信じられないほど大きな熱意を我々に齎して下さるんだよ。時に誰かが出ていかなくてはならなくなるだろう。しかし、クラブは我々の要求が何たるかを理解している。もし良い選手が来れば、チームがうまくやれると確信しているよ。」

Q. ピッポ、もう1度バロテッリについて。
「私はバロテッリを指揮する上での問題点について自問自答した。私に指揮される選手はポジションを勝ち取る必要がある。模範例としてプレーできる選手は0からの再スタートを切るだろう。」

Q. ピッポ、本田圭佑について。
「ホンダは好きな選手だよ。彼はまだ合流していないね。22日にニューヨークで合流するよ。彼は偉大なるプロフェッショナル。どこでプレーすることになるかはわからない。我々のフォーメーションが3トップの場合は右ウィングでのプレーになるかもしれないし、3センターの左インサイドハーフでのプレーになるかもしれない。メルカートが閉まった時点で、選手をより良い状態にする。プレーの仕方を1つに限定するのは好きじゃない。選手について知りたい。積極的な形になるだろう。」



フィリッポ・インザーギのACミラン監督として最初の会見は、とくにアドリアーノ・ガッリアーニ、その人の情熱を呼び覚ました。
いつも以上に感情的な演説、受け答え。
その声には確かに「愛情のこもったやさしさ」がこもっていた。
これまで数年の骨の折れる仕事を忘れ、ピッポのために、いや、スーペルピッポのために良い仕事をしようという気概。
訳者には、その意気込みも感じられた。

Forza Pippo Inzaghi!! In bocca al lupo!! Forza Magico Milan!!
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迫恵駆緒

Author:迫恵駆緒
セリエファン、アッズーリファンという視点からカルチョ、フットボール、サッカーを分析します。
賛否両論あると思います。
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